7月26日のパピークラスの様子♪

こんにちは☀
先日のパピークラスの様子です☆

この日は先週と同様の内容で開催いたしました。

・正しく遊ぶ
・落ち着かせる練習
・マナーウェア
・甘咬みの正しい対処法
・健康管理について:ご飯・おやつ
・遊びの時間
でした????

今回も落ち着くスイッチ入れる練習の写真が可愛い~????
ので、それを載せちゃいます????

ボンボンちゃん✨

初参加のリヒト君????

遊ぶの時間も楽しかったね♪

コラム 犬・猫に関するコロナウイルスについて

 こんにちは。新型コロナウイルスによって世の中大変な状態になっていますね。
今回は新型コロナウイルスに関して、飼い主さんによく質問される事について現時点(2020年7月24日)で判明している範囲をコラムで書こうと思います。

・犬や猫に新型コロナウイルスは感染するの?
 まだ詳しく分かっていない状態です。世界規模でみると数例感染が疑われたという報告もあります。しかし、これだけ多くの人間が感染しているにも関わらず犬猫での報告が多くないので、現時点では人から犬・猫への感染の可能性は極めて低いと考えられています。
そして、今のところ犬・猫から人へ新型コロナウイルスが感染したという報告はありません。

・犬や猫でもコロナウイルス感染症ってあるの?
 現在人間で流行している新型コロナウイルスとは別の型で、もともと犬と猫ではコロナウイルス感染による病気が存在します。
症状は主に下痢です。猫に関しては下痢以外に「猫伝染性腹膜炎」の発症に関係しています。

・新型コロナウイルス対策として、犬のワクチンはコロナウイルスが含まれている方がいいの?
 犬のコロナウイルスに対するワクチンは、新型コロナウイルスに効果があるか不明です。その為現時点では新型コロナウイルス感染予防になるとは言えません。
 ペットと新型コロナウイルス感染症に関する情報は、厚生労働省のホームページにアップされています。
新しい情報が追加され次第内容が更新されているので、こまめにチェックするようことをお勧めします。

厚生労働省ホームページ|動物を飼育する方向けQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/doubutsu_qa__00001.html#Q1

私は、犬・猫たちへの新型コロナウイルス感染より心配していることがあります。それは、飼い主さんが新型コロナウイルスに感染してしまった際にペット達の面倒を誰が見るのか、です。

ペットホテルや動物病院に預ける方法もありますが、万が一、その施設の従業員に新型コロナウイルス感染者が出た際には一定期間休業をする可能性があります。

そのような可能性も考えて、もし万が一飼い主さんが感染してしまった場合に安心してペット達を預けられるところを何か所か考えておき、前もって相談しておく準備が必要だと思います。例えば、違う家に住んでいるご家族や信頼できるご友人などです。もしペットを飼われている方にお願いするのであれば、その方が感染した際には逆に預かってあげられるよう準備ができていると安心ですね。こうして皆で協力し合って、少しでも不安な状況を減らすことができたらいいなと思います。

 このような準備も大切ですが、一番大切な事は新型コロナウイルスに感染しないで健康でいることですね。私たちの生活している地域は残念ながら感染数が多いとされている地域です。ペット達の健康をサポートするためにも、まずは私達人間が十分感染に気を付けていきましょう!

下落合、目白、椎名町エリアのイヌとネコの動物病院
聖母坂どうぶつ病院 獣医師 鵜飼

7月19日のパピークラスの様子♪

こんにちは☀
先日のパピークラスの様子です☆

この日のテーマは、
・正しく遊ぶ
・甘咬みの正しい対処法
・落ち着く練習
・マナーウェアについて
・健康管理:ご飯・おやつ
・遊びの時間
でした????

まずは診察台に慣れる練習&体重測定です☆

モナちゃん卒業の日です????
診察台でも、この余裕の笑顔です????

子犬たちは遊びが大好きです????
正しく楽しい遊びを通じて、大切な事を色々教えてあげましょう????
その中でも落ち着かせる、ということはとっても大切です☆

まずはたっぷり遊びましょう♪

エネルギー発散したらリラックスタイム♨

今回卒業のパルちゃん????

ここちゃん????

チョコちゃん????

ポップちゃんもウトウト~????

モナちゃんもウトウト~♨

こうやって落ち着いている時間を
優しくなでるスキンシップの時間にしていきましょう☀

今回も楽しかったね♪

7月12日のパピークラスの様子♪

こんにちは☀

パピークラス参加してくださる
パピーちゃん達が沢山で、急遽クラスを増やして開催しました♪
パピー達とその飼い主さんたちに
パピー期の大切な事を伝える機会が沢山で嬉しいです~ ????

この日は先週の日曜日と同じ内容で開催でした♪

・体を触る
・ケアを快く受け入れる練習
・トイレトレーニングについて
・「おいで」の練習
・健康管理:フィラリア・ノミ・マダニ予防について
・遊びの時間
でした????

まずは最初に診察代に慣れましょう♪

今回初参加のボンボンちゃん☺
元気いっぱいで「ボンボン」跳ねているから
ボンボンちゃんというお名前です????

余裕ですね♪

そして、ハンドコングの練習です☆
ウニちゃんも初参加♨
ウニちゃんは食が細かったので どうかな~?と思っていましたが、
ガツガツっと食いついてくれました????

ちなみにウニちゃんは、
ウニちゃんのママがウニ好きだからウニちゃん♪

遊びの時間は、はじめは緊張していたようですが、
すぐに仲良しになれました♪

まずはお尻のにおいで名刺交換♪

その後は楽しくいっぱい走りました ⤴

仲良しになれてよかったです????
次回も遊ぶのが楽しみだね♪

7月5日のパピークラスの様子♪

こんにちは☀
5日のパピークラスの様子です♪

今回も3つのクラスに分けて
1クラスの人数を少なく実施しました~????

この日のテーマは、
・体を触る練習
 必要なケアを快く受け入れる練習
・おいでの練習
・子犬の困った問題行動
 トイレトレーニングについて
・健康管理
 ノミ・マダニ・フィラリア
・遊びの時間
でした☆

まずは診察台の上で体重測定♪
一緒に診察も「怖くないよ!」と教えちゃいましょう♪

ポップちゃん????

ココちゃんは聴診器チェックしていました????

これからブラッシングや爪切り、
体を触って体調チェックをすることがあると思いますが、
今のうちに正しく練習すると、
快く受け入れてくれます☆

まずは体を触る練習から~????

トシロー君は卒業の日でした✨
お耳のチェックの練習です☆

モナちゃんは手を触ることが苦手でしたが、
正しく実施すると触れるようになるんですね~????

チョコちゃんもお耳上手に見せてくれました????

パルちゃんブラシの練習で噛まずに上手にできましたね????

みんなとっても上手でした✨
次回はお待ちかね~の甘咬みの正しい対処法ですよ~☆

コラム 健康診断①定期健康診断の意義

今回は、定期健康診断の意義についてお話いたします。

 健康診断は、今現在における健康状態を知る、つまり病気を見つけるための「早期発見」としての側面とは別に、その子の正常な状態の検査所見を知っておく「医療記録」としての側面があります。

 検査、とくに数値で表されるような血液検査のようなデータには、「基準値」つまりその範囲内にある場合には正常であると判断される数値があります。この基準は、たくさんの健康な同種動物(イヌ、ネコそれぞれ)から得られたデータです。

例えば、腎臓機能の検査としてよく使用されるクレアチニンのイヌの基準値は、当院の検査機器では「0.5~1.8」mg/dlとなっています。大まかに、1.8mg/dlを超えると腎臓機能が病的に低下していると判断されるわけです。それでは、昨年までこのクレアチニンの値が0.6mg/dl程度であったのが、今年の検査では1.2mg/dlだったとします。1.2は基準の範囲内ですが、これは問題ないと言えるのでしょうか。

 基準値には、個体ごとの「個体基準値」という範囲があります。これは必ずしも一般的な基準範囲と一致するとは限りません。上の例のように、クレアチニンは0.6mg/dlが基準であったのが、イヌの基準範囲である1.8mg/dl以下であるとはいえ、1.2mg/dlと2倍になってしまっている状態です。筋肉量が増加したなどのクレアチニンの影響を及ぼす他の要因があることも考えられますが、このような場合には腎臓機能が少なくとも昨年よりも低下している可能性があると考えられます。

 それでは、この例のイヌが今年初めて検査を行い、このクレアチニン1.2mg/dlという数値を見たら、どうでしょうか。獣医さんによっては『ちょっと高めかな・・・?』と勘づかれることもあるかもしれませんが、基準値内です。『腎臓は問題ありません!』と判断されてしまうかもしれません。実際には1年で2倍になっているわけですから、来年また検査をするときにはとっくのとうに腎臓の治療を始めなければならないレベルにまで悪化している可能性もあります。

 このように、1回だけの検査では我々獣医師も異常に気づけないこともあり、一方で健康な状態から時間的経過を追っていることで異常値になる前にその異常に気付けることもあります。これが、健康である可能性の高い若いころ、具体的には1~2歳くらいに一度「医療記録」を取り、わずかな変化が生じてくるタイミングを見逃さないように行う「定期健康診断」が重要となる理由なのです。

下落合、目白、椎名町エリアのイヌとネコの動物病院
聖母坂どうぶつ病院 院長 田草川