避妊・去勢手術
避妊・去勢手術とは
避妊・去勢手術とは、生殖器(メスの場合は卵巣及び子宮、オスの場合は精巣)を取り除く手術です。
望まない妊娠を避けるためだけでなく、生殖器や性ホルモンに関わる病気の予防にもなります。
また、個体差はありますが、繁殖に於ける本能的な行動(発情期の鳴き声や、スプレーなど)の抑制にもなるため、飼い主様の負担軽減にも繋がります。
メリットとデメリット
メリット
- 望まない妊娠を防ぐことができます。
- 飼い主様の知らないうちに妊娠してしまい、産んだけれど世話を見きれなくなってしまったり、堕胎のために大きな負担がかかってしまったりするのを未然に防ぐことができます。
- 生殖器や性ホルモンに関わる病気の予防になります。
- メスの場合は、「子宮蓄膿症」や「卵巣腫瘍」などの予防になります。また、若いうちであれば「乳腺腫瘍」の予防にも効果的です。
オスの場合は、「精巣腫瘍」や「前立腺肥大」などの予防になります。 - 繁殖に於ける本能的な行動を抑制できます。
- メスがオスを誘って鳴いたり、オスが縄張り争いで他の子と喧嘩したりするのを抑制できます。 特にオスの場合は、
発情に関連してみられるマーキングやスプレーを抑制できることが多いです。
デメリット
- 太りやすくなる。
- 避妊・去勢手術後は、太りやすくなることがあります。
そのため、運動や食事など、飼い主様が管理してあげる必要があります。
避妊・去勢手術の受付から退院まで
- 1初診の方は、まず一度診察に来ていただきます。
通院されている方は、診察時にご相談ください。 - 2麻酔前検査をお勧めしています。手術前1週間~2週間以内に行っていただきます。
- 3麻酔前検査に問題がなければ、手術を予約いただき、当日午前10:00までに、朝食を食べていない状態(水は飲んでもOK)で来院してください。
- 412:00~16:00の間に手術を行います。
- 5去勢手術(男の子)の場合、術後の体調が良好であれば、夜にお迎えに来ていただくことができます。
避妊手術(女の子)の場合には、原則1泊入院していただき、体調に問題がなければ翌朝以降、診察時間中にお迎えに来ていただけます。 - 6手術後1週間程度で再度診察していただき、問題がなければ治療終了となります。
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