ワクチン接種

ワクチン接種

ワクチン接種をする理由

人も犬も猫も、どうぶつはウイルスや細菌に感染すると、それを駆除する免疫が働きます。
この免疫の機能を利用して、病原性を弱めた細菌やウイルスをわざと先に体内に取り込むことで、重大な病気を引き起こす前に対処できるようにすることがワクチン接種の目的です。

子犬・子猫のワクチン接種

初乳を飲んだ子犬・子猫は、生後2ヶ月~4ヶ月くらいまでの間は、初乳に含まれる「移行抗体」に守られています。
移行抗体は徐々に減っていき、なくなってしまうので、移行抗体がなくなってからは自分の免疫で体を守る必要が出てきます。

しかし、移行抗体が対処してくれた細菌やウイルスは、その子自身の免疫が対処したわけではないので、免疫記憶が残りません。
子犬・子猫が細菌やウイルスに対する免疫記憶を得るためには、移行抗体に頼らず、その子自身の免疫で対処しなければならないとされています。
そのため、子犬・子猫の最初のワクチン接種は、適切なタイミングで行う事が推奨されています。

ワクチン接種の流れ

子犬、子猫

  1. 16~8週齢に1回接種
  2. 22~4週ごとに接種
  3. 316週齢以降に接種
  4. 46か月齢~1歳齢で追加接種
  5. 5さらに1年後に追加接種、または抗体価検査(血液検査)にて免疫保持状態を確認し十分な抗体価を持っている場合には1年後に⑤を行う。以降⑤を繰り返し

成犬、成猫

  1. 1子犬、子猫期に接種していない場合にはまず接種
  2. 22~4週後に再度接種
  3. 3子犬、子猫の⑤を繰り返す。

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