コラム 健康診断④超音波(エコー)検査

前回までは健康診断の中で、血液検査と、X線(レントゲン)検査についてのお話をしてきました。
今回は超音波(エコー)検査についてのお話をしようと思います。

 まず、超音波とは、X線のようなエネルギーを持つ物質のビームではなく、『音波』、つまり振動の波の一種であり、音として聞こえるよりも細かい波長のものを指します。超音波検査とは、『プローブ』と呼ばれる機械の先端からこの細かい波長の音波=超音波が発生し、物体の表面にぶつかって跳ね返ってきた超音波を同じ機械で拾うことで、機械から物体までの距離を測定する検査なのです。さまざまな内臓から跳ね返ってきた超音波により、それぞれの内臓までの距離を測り、それを画面上に描くことで体の断面図を作りだすことができるのです。

 超音波検査では体の断面を見ることができるため、X線検査ではわからなかった水と内臓と腫瘍などのできものとの区別をつけることができます。つまり内臓の中身を見ることができるのです。

 また、超音波は血液の中を流れる細胞からも跳ね返ってくるため、超音波検査では血液の流れを知ることができます。さらに超音波はプローブから常に発生していますので、動いている臓器について、その動きをリアルタイムに見ることもできます。この2つの特性から、超音波検査は常に動いて血液を送り出している心臓の検査が得意なのです。

しかし、超音波には2つ苦手なものがあります。


 1つ目は肺と骨の検査です。超音波を完全に反射してしまうものにぶつかると、それより先にあるものまで超音波が届かず、表面しか見ることができないのです。肺に含まれる空気と骨がこれに当たります。胃や腸にもガスが含まれていると、それより深い部分は見ることができません。

 2つ目として、超音波検査は体の断面図を見る検査ですので、X線検査のように一枚の写真にいくつかの内臓がいっぺんに写される検査とは違って、体全体を検査するには時間がかかります。そのため、その間動物にはじっとしていてもらわなければならないのです。この理由から、超音波検査には時に鎮静薬が必要となる場合があります。

 また、これはX線検査と超音波検査の両方に言えることですが、肝臓や腎臓の大きさ・形・数がおかしい、できものがあるかどうかといった検査はこの2つの検査によって知ることができますが、『どのくらい異常なのか』については分かりません。この部分は数値で知ることのできる血液検査が得意な分野ですね。

 このように、血液検査・X線検査・超音波検査はどれか1つではなく、組み合わせることで病気や生き物の状態を知ることができる検査なのです!

 ここまでの3つが、健康診断のメインとなる検査の説明でした。

 次回からはやや特殊となる検査について、少しだけご説明させていただきます。

下落合、目白、椎名町エリアのイヌとネコの動物病院
聖母坂どうぶつ病院 院長 田草川

コラム 健康診断③レントゲン検査

前回、健康診断の中で、貧血・炎症・出血を起こす病気や、肝臓・腎臓・栄養の状態を調べることのできる血液検査についてのお話を載せました。
今回は血液検査が苦手な部分を調べることのできる検査の一つ、X線(レントゲン)検査についてお話をさせていただきます。

まずX線とは、エネルギーを持つ粒子によるビーム、いわゆる放射線の一種です。
X線はさまざまな物質を貫通することができ、生き物の体も貫通することができます。
この事を利用し、体を貫通したX線をフィルムに焼き付けることで、体の中を透かして見ることのできる写真、つまりX線写真を作るのがX線検査の仕組みです。

このように体の中を透かして見ることのできるX線検査は、内臓の『形、大きさ、数』を調べることが得意です。
例えば、血液検査で肝臓や腎臓の状態を知ることができることを前回お話ししましたが、肝臓や腎臓の大きさや形は血液検査だけではわかりません。
血液検査での肝臓や腎臓の数値が高いことと、X線検査による内臓が大きい/小さい、あるいはおかしな形をしていたり、あるいはあるはずの内臓がない、ないはずのできものがある、といった情報を組み合わせることで、潜んでいる病気に一歩近づくことができることがあります。

さらに、特にワンちゃんの心臓の病気がある程度進むと、心臓が大きく拡大してくることがありますが、これは血液検査では全く分からない場合も多いのです。
一方、X線検査は内臓の形や大きさを調べる検査ですので、心臓の拡大を見つけるのは得意です。

また、これは次回以降にご説明しますが、超音波(エコー)検査は、空気が入っている臓器(肺など)や骨の検査が苦手です。
一方で、X線検査では空気や骨はくっきりと写りますので、肺や骨の病気を見つけるのにも適していると言えます。

しかし、X線検査にも苦手な分野があります。

X線検査は、水(尿、胃液や腸液、血液など)と内臓と腫瘍などのできものを区別できないのです。
これは、多くの内臓や腫瘍にもたくさんの水分が含まれていて、X線検査ではこれら3つはいずれも『水』と判断されてしまうためです。
そのため、内臓から離れたところにある腫瘍を見つけることはできるのですが、内臓の中にある腫瘍などを見つけることは苦手なのです。

さらに、X線写真はカメラで撮る写真と同じで、その瞬間だけをとらえている検査です。
そのため、内臓の動き、例えば心臓がどのように動いているかなどを知ることはできません。

そこで出番となるのが、体の断面図や内臓の動きを見ることのできる超音波(エコー)検査です。

次回は超音波検査についてご説明させていただきます。

下落合、目白、椎名町エリアのイヌとネコの動物病院
聖母坂どうぶつ病院 院長 田草川

11月10日のパピークラスの様子♪

こんにちは☀
昨日のパピークラスの様子です☆

昨日は2クラスありました☀

1つ目のクラスは

・ 社会化:人を大好きにする練習
・ リード・首輪について
・ 困った問題行動:噛まれたくないものを噛む
・ 健康管理:狂犬病注射、混合ワクチンについて
・ 遊びの時間

でした????

2つ目のクラスは

・ 体を触る練習:快くケアを受け入れる
・ 困った問題行動:トイレトレーニングについて
・ 「おいで」の練習
・ 健康管理:フィラリア・ノミ・ダニ予防
・ 遊びの時間

でした~????

噛まれたくないものをくわえている時に、
無理に取ろうとすると怒ってしまったり、
飲み込んだり、と大変です。
「ちょうだい」で快く離せる練習をしました♪

デモンストレーションで、ルークちゃん活躍中????

フランちゃん、上手に出来ました✌

本日初参加のコナちゃんも、上手でした????

2クラス目では、今日はブラッシングの練習です????

ブラッシングすると、
手やブラシに咬んできませんか?
そうならないように、上手に練習しました~☆

アロちゃん、ハンドコングに集中してますね!
上手です!

食べるの大好きなめこちゃんはも
ブラシを気にせず受け入れてくれました????

そして、今日は両方のクラスで、
バンダナを巻いてみました♪

クリスマスバンダナ!
みんなとっても似合っていますよ✨

これも、手を咬まれることなく上手に付け外しできました♪
本当にみなさん素早く上手にできていました☆
すばらしいです~✨

そして、今回はなめこちゃんとルークちゃんが卒業でした。
みんなで記念撮影しました ????

みんな可愛い!!
今回も楽しいクラスでした♪
次回は12月10日です☆

11月4日のパピークラスの様子♪

こんにちは☀

11月4日のパピークラスの様子です♪

まずは診察に慣れる練習から~☆

余裕の熊ちゃん????

これだけ慣れていると、実際の診察も楽しそうにしてくれています!
ワンコがストレスを感じないで診察できるって
いいですよね~!

この日のテーマは

・ 社会化
・ 首輪・リードについて
・ 困った問題行動:噛まれたくないものを噛む
・ 健康管理:狂犬病予防接種・混合ワクチンについて
・ 遊びの時間

でした☆

噛まれたくないものを噛む、については
「ちょうだい」で快く口の中にあるものを放す、
をコングを使って練習しました♪

本日初参加のアロちゃん❤
バッチリカメラ目線????

そして、遊びの時間は、
2匹の相性がよくて、
楽しく遊べました~!

楽しかったね☆

次回のパピークラスは11月10日です☀